【マイクロレート】ハンド単位に見る、負けがちレンジの査定 10zoom挑戦レポート②【3万ハンド了】

レポート

 

こんにちはこんばんわ。

タカハシ・ズーム・タカシです。
以前のレポート部分を含め10zoomを3万ハンドほど終えたのでレポートします。

以前の記事
【赤線ポーカー】アグレッシブに行こう、10zoom挑戦レポート①【マイクロレート】 | タカハシ・タカシのポーカースタイルログ (takasipokerstyle.com)

なぜ3万ハンド??

気分の問題です。何処かのタイミングで包括的に振り返りを行うための習慣ですね。

今回の記事では全体的な成績と前回の記事で述べた注意点の振り返り、続いて各ハンド毎に絞った反省を行いたいと思います。振り返りの方法は様々あるのですが、文字起こしとしての復習は初めてなので試行錯誤の段階です。
ではいくぞー

前回のまとめ・反省一覧

・BTN
VPIPが24%とやや低め、EV的に下振れ。BTN3bet4%とか正気か?多分ハンド自体が来てない。次回に期待

・EP
実数、EVともにマイナス。要注意喚起。

・Agg 1.71
かなり低め。2.0は超えておきたい。上振れセッションでは2.5を超えていた印象があったので単なる偏りの可能性も。

・WTSD% 31%
やや高め。20後半を目指したい。WTSDが高いポジションの成績が悪いように思えるので注意。

・vs 3bet call 3.1%
めっちゃ頻度低いが、対戦相手のレンジ硬すぎて殆どコールしなくても問題は無い印象。

.BTNとEPの成績が振るわない。下振れの可能性が高いが、WTSD%が高めになっている傾向があるので要経過観察。

.潜在的にアグレッション不足の印象。アグレッションを高く巧くプレイする事で、WTSD$の低下と赤線(ノーショウダウン)の成績向上が見込まれる。

この辺りを重点的にチェックします。

成績レポート

成績グラフ

緑線 微プラス
黄色 Allin EV(期待値) +35.51(1.17bb/100)
青線 ショーダウン 緩やかに上昇
赤線 ノーショーダウン 前回以上に緩やかに下降

 

はい。前回の1万ハンド時点から微マイナスです。嘆かわしい。
体感的には無理ゲーなスポットが多く感じられたので良しとします。

まあ、そんな事よりも特筆したいことは赤線(ノーショウダウン)の傾きの変化についてです。最初期と後半部分とでは傾きに差が出ていることが見受けられます。
参考として前半1万ハンド時点までのグラフと残り2万ハンド時点のグラフを貼ります。

上がスタート1万ハンド、下が残り2万ハンドです。
(日付で区切ったせいかハンド数に誤差アリ)

上については1万ハンド時点でマイナス150強に達しています。換算すると約-15bb/100です。
一方の下はというと、約1万9000ハンドでマイナス150弱となっています。こちらも換算すると約-7.9bb/100となります。

-15bb/100→-7.9bb/100。
これは概して大きな変化が生じていると言えますね。あの手この手でアグレッションを意識しながらプレイしていたので素直に嬉しいです。

 

アグレッション例
TtakasiさんはTwitterを使っています 「意地でも止まらないKQというレンジ てか止まったら負け確 https://t.co/iL8JdhAoGH」 / Twitter

 

 

ポジション別成績

・BTN
VPIPは微妙に増加したがなんとも。3bet率もだいぶマシになったが6.6%と未だクソ低い。15%くらいまでなら上げうる筈だが上がらん理由がようわからん。bb/100にしても欲を言えば倍の30くらいは欲しい。成績がパッとしない最大の理由はここにある気がする。

・EP
微増なれど微妙。コールドコールされたスポットで下手こいてる印象はある。今後の課題そのもの。

・Agg 2.04
前回の1.71から大きく向上した。前回が下振れ気味であったことを差し引いても、色々頑張った。特にBTN,BB,のaggの変化が大きい印象。まだまだ詰められるので、これについても今後の観察要素。

・WTSD% 29.6%
前回よりは下がった。Aggが上がってWTSD%が下がるのは正に望んだ通りといえる。もうちょい下げたい。

こんなところだろうか?
小さいながらも改善策としての方向に数値が動いている事は素直に嬉しい。
あとは成績それ自体が向上すればばっちし。世知辛い。

成績まとめ

・実数としての成績は振るわなかったが3万ハンドはまだまだ小さい値なので気にしない

・前回掲げた目標に向けて一定の改善がみられた。

・特に赤線の向上には目を見張るものがある。Agg、レイズ率、WTSD%その他関連する数値に気を払いながら今後とも色々と試していきたい。

 

成績改善に向けたハンド種別レビュー

成績に概略ついてはイイ感じにまとめたが、このまま次の3万ハンドに進めていいかというとそうはいかない。ここではハンドの種類単位で大きく成績にマイナスを出したものについてレビューをしていく。

ハンドの種類というと、AKだとかAAだとか88といったNLH(ノーリミットホールデム)のスタートハンドの種別で見ていこうというものである。そして今回の3万ハンドの成績が端的にまとまった表がこちら

ざっくり説明すると以下のような感じ
・濃い緑  大きく利益になっている部分。(AA,KK,QQ等)
・薄い緑  小さいが利益的
・明るい赤 マイナス(*)
・濃い赤  クソ負け
(* BBで多くのハンドをフォールドするため基本的には大体のハンドが明るい赤のマイナス判定を受けることになる。)

今回は濃い赤の部分について詳しく診ていきたい

濃い赤のレンジ紹介

イカれた負け組ハンドを紹介するゼ!!!

1位 AJs -372bb                6位 AQo -123bb
2位 KQs ー359bb             7位 TT   ー118bb
3位 AKs ー204bb         同率7位 JTo  ー118bb
4位 88  ー177bb
5位 76s ー135bb

以上、8種類のハンドで1,606bb!!マイナスの総本山!!!恨めしい限りだ!!!!

――閑話休題――――
とまあ、大きなマイナスを生んでいるハンドはハンド単位でリークがある場合が多いので、各ハンドの履歴を各ポジション別に確認したうえで、各ハンドに対する印象を述べていきます。

ぶっちゃけマイナス100bb強とか一度オールイン負けただけで成立するので多少馬鹿馬鹿しいですが、リークの芽は先に摘み取るに限ります。

 

一位 AJoの成績と評価・所感

・全体評価
AJoはどこのポジションであれナッツになり難く、相手のレイズ等のアグレッションに対抗が困難。また、対抗することでむしろ大きな損失を被る傾向がみられた。
自身の傾向から積極策を取ることが少なく、WTSD%が高くなりがち。相手にフリーカードを与えている事も多いからかW$SD%は低くなりがち。

・所感と印象
今回はこれらの辛い評価点を加味した上で、希少なバリューベットとしてのAJoがより強力なメイドハンドに轢き殺された記録が散見された。頼むから頑張ってくれ……。

・今後の方針
そう大きく変える事も無いが、WTSD%とW$SD%については常に意識しておきたい。

2位 KQsの成績と評価・所感

・全体評価
potを失った大きさ上位10個の履歴のうち、8個がIPでコールされたsrpスポットだった。
KQsは非常にパワフルなハンドではあるが、如何せん根本的に相手方のIPコールドコールレンジに対しては五分~負けており、ポジションを活かせずエクイティも発揮できないまま降りるという結果に収束しがち。その反撥からか相手方のアグレッションに対して必要以上にコールとレイズを行う傾向があり、負債を増やしているように見受けられた。

・所感と印象
KQをはじめとしたショーダウンバリューに乏しいレンジを主体にしたセミブラフ・ピュアブラフについては一定の成果が上がっているものの、それらは総じて自身がIP、もしくはSB・BBの3bet potのオリジナルの話であって、負債に繋がっているIPにコールされたsrpではない。
研究した個所としていない所で明確に明暗が分かれた印象がある。

・今後の方針
oopとなった際のsrpオリジナルについてより詳しくなっていく必要があるだろう。KQに限らず多くのレンジについても同じことが言えるが、コールドコールされたスポットが良く解らない。そりゃもっと昔よりはマシだけど、自信は無い。地道に理解を深めるしかあるまい。

3位 AKsの成績と評価・所感

・全体評価
AKoがプラスなのにAKsが負けている事が腑に落ちないと思っていたが、All in  Adjで約-60bb、vsAA 4回、vsKK 1回であったことを総合して考えると悪い数値でもない印象。

・所感と印象
体感ではあるが3bet後のオプション選定が下手。AKsはどんなflopであれ一定の強さがある事に違いないが、バリューなのかブラフなのか、はたまたevを押し付けたいだけなのか、チェックかベットか様々な評価が混線してどっちつかずになる節がある。特に3bet pot はふんわりしている印象。
下の例だとpot betが推奨されているし、それを知っていたはずだが、実践だと75%potのCBを打っていた。意図は意味不明である。

・今後の方針
基本路線は変えようも無いが、そのハンドとボードで何をしたいのかだけは意思決定しようね

4位 88の成績と評価・所感

・全体評価
CBを打ちたくなるflopの絶対数が少なく、10zoomの傾向としてflop CB fold率が低いことが厳しい。プリフロップ以降、ハンド単体としてエクイティを高く保つことが困難なことからも、W$SD%は低い。相手のfold率が低く、turn以降もゲームが継続すればするほど、ハンドが単純に負ける。
ひたすらにひ弱。

・所感と印象
より低いポケットのプレイラインに寄せるべきだと感じた。率先して使うには弱すぎる。シューダウンバリューは無いことも無い、その程度。

・今後の方針
一先ずは3betレンジでの採用を控えることとしたい。むろん、相手のfold率と相談にはなるが、、。

 

5位 76sの成績と評価・所感

・全体評価
結果としては負けているが、内容は非常に良かった。
このレンジの何が良いかというと、思い切りのよいブラフとして機能しやすく、特にIPではマスト。
そのお陰かWTSD%が低く抑えられている。当然ながら、ストレートやフラッシュの奇襲性も健在。
ブラフベットの質向上で今後一層に際立つ存在になれる期待のレンジ。

・所感と印象
評価としてはべた褒めだったが、ハンド単体としては絶対的に弱い。例えば3bet callのレンジとしてはどうしても難がある。使わない訳ではないが、さて……。

・今後の方針
負け額の9割は純正フルハウスオーバーフルハウスの回避不能potだった。100万回同じことやるので反省もなにもない。今後とも精進したい。

6位 AQoの成績と評価・所感

・全体評価
小さく勝って、大きく負けるの代名詞。今回のセッション全般ではフロップ以降のレイズに降りる傾向が多く見られた。なお、3bet potに限って確認するとそう悪いものでもなかったので、課題としてはsrpに多くあると想定できる。
月並みな発想だが、小さく勝つ、ショーダウンバリューを活かしているスポットでより多くのバリューを狙い、大きき負けがちなスポットではよりシビアにフォールドをすることが大切なのだろう。
しみじみとそう感じる。

・所感と印象
レンジの補填材。プリフロップでは基本的に何をしても悪くない印象。BBのコールレンジの補填にしれもいいし、3betしても良い。Btnでも似たようなもの。上手く使いなさい(最強爺感)
thtkがセットとぶち当たると悲惨。(それはAkも同じか)

・今後の方針
直接的というか、即座に何とかなる話ではないが、ひとつひとつのスポットに対してよりシビアに貪欲に立ち向かう必要がある。それしかあるまい。

 

7位 TTの成績と評価・所感

・全体評価
4位の88と比較するとハンド単体でなまじショーダウンバリューがあるため、アグレッションを上げづらく、相手にフリーカードを与え、結果として負けている事がままある。また、ストリートが進むにつれて相手からのベットに対応しづらくなっている。

・所感と印象
3bet call後、ローボードの相手のオールインに対してEV±0に近い評価でのブラフキャッチが推奨されることの多いハンドという印象があるが、そこから想像するに相手のアグレッションとレンジによりエクスプロイタブルに起用することで利益が見込まれるのではなかろうか?

・今後の方針
どうしてもバリューに偏っている気のする10zoomでは無理ゲーというものかもしれない。それでもオーバープレイを繰り返す相手に対しては有効なはずなので常に狙っていこう。

 

TJoについてはツーペアオーバーセット食らってただけなので割愛で。

全体まとめ

・成績自体はあまり振るわなかったが、前回からの進捗としては概ね満足な結果が出ていた。

・特にアグレッションと赤線の動向については明確に向上しているように見受けられる。

・損失が大きく出たハンドについては、勉強不足・地力不足な面が如実に出ているものがあった。

ひとつひとつのハンドをプレイする中で、そのハンドがどういった役割を担えるか出来る限り明確に認識しておくことで、プレイアビリティの向上が見込まれる。

・未だにぽわぽわしてる。よりシビアに詰めていかないとね……。

 

完全に自己満足なページになっちまった……。
復習なんてそんなもんとも思いつつ、歯痒い。

おわり!!閉廷!!!!

コメント

  1. […] […]

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